2月12日の日曜日、校区全体での防災訓練が行われました。
所属する各班ごとに分かれ、役目を確認してそれぞれの手順通りに進めます。
対策本部を立ち上げると、情報班は各町内の状況・情報を集めます。
消火防犯班は初期消火の方法等確認し、同時に防犯の手順等も確認します。
災害に対する意識は年々高くなっており、高宮校区も例外ではありません。
避難誘導班は各地区ごとに潤滑に避難できるよう呼びかけ、誘導を行います。
救出救護班は、各町内の要救護の人数等を把握して、人員を割り当てて救護・救助へ向かう手筈を整えます。
今回は、各町内会の会長23名と救出救護班と民生委員で避難行動要支援者名簿に則って約100名の方のご自宅を訪ね、安否確認を行いました。
物資給食給水班は防災倉庫の備蓄品をリレー方式で持ち出し、体育館内へ運び込みます。
どれだけの用品があるかの確認を行います。
用品に不足がないかも確認し、次年度以降の物資補給の量の調整へ反映します。
福岡市役所の災害担当の補助と指導のもと、備蓄品の仕分け等を行います。
家庭用のテントの設置風景。
備蓄品として7基ほど保管しています。病人やけが人の出た家庭、小さな子どものいる家庭など、プライベート空間の必要な家庭へ割り振られます。
これ以外にも間仕切りなど30世帯分保管しています。
この他マンホールトイレ、簡易トイレ、発電機、大型扇風機、各種ライト、乳児・大人用おむつ、
女性用生理用品、トイレットペーパー等、約100名が避難生活ができるように準備しています。
ですが、まだまだ足りてないのが現状です。
今回の防災訓練に対して自治協会長であり、防災・防犯推進委員長である西村会長は
「一人でも災害弱者がいないような校区にしていきたいと思っております。
避難所として立派に皆さんが生活できるようにしたいと思っております」と語りました。