2018年6月12日火曜日

🌟高宮校区内で山笠づくり




討たれる熊襲(左は川﨑さん)

川﨑博多人形工房で製作中

「日本武尊 熊襲を討つ」









博多人形師歴46年を誇る川﨑修一さん(68)の工房=白金2丁目=では2か月間かけて製作してきた山笠飾りの仕上げの段階に入っています。全容を見せ始めた人形たちはすでに迫力満点です。
山笠の人形作りのポイントは色の対比をはっきりと出すことだそうです。遠くから見て、よく分かるように、というのが狙い。色ではありませんが、日光東照宮の彫刻をわざと粗く作ったといわれる江戸時代の名工・左甚五郎の伝説をほうふつとさせる話です。


川﨑さんは今年は櫛田神社と千代流の山笠飾りづくりを請け負っています。
「山は博多山笠の象徴。予定通り完成させる責任があり、終わるまで緊張が続きます」と話されました。これからもゆっくり眠れない日が続きそうです。

以下の写真は撤去されて戻ってきた昨年の作品です。