2017年11月20日月曜日

🌟女性神職の奮闘学ぶー男女協研修

高宮校区男女共同参画協議会は20日、東区の志賀島で委員研修を行いました。全国でも数少ない女性神職として、男社会に切り込む活躍を見せる志賀海神社の権禰宜(ごんねぎ)、平澤憲子さんに話を聞きました。
=写真、平澤さんは下段左から2人目。









 平澤さんは志賀海神社家に生まれ、男性優位の社会に疑問を抱きながら育ちました。大学卒業後は男女差のない外資系コンピューター会社に就職しましたが、会社の外の仕事相手は依然、オトコ社会。それを、苦労して乗り越え、信頼を獲得しました。結婚・出産後は県と福岡市の男女共同参画担当部門に勤めていましたが、宮司をしていた兄が急死したことで神社に戻ることに。神職の資格を取って、2012年から奉職しています。ここでもそれまで培った実力を発揮し、古いしきたりを重んじる男性優位の環境にあって、女性の視点からの改革をたくさんやってきたそうです。「生きていく上では、男性の目とともに女性の目も必要です」と力強く語ってくれました。
 お話では、得意のコンピューターを駆使して、大型ディスプレイで神社の歴史も詳しく説明していただきました。その後、志賀島西部にある「金印公園」を見学して、太古の歴史に思いをはせました。

大型ディスプレイ
で説明を聞きました




防災の神様も
金印公園で





金印が浮いている?。(左下)







整備が進む金印公園
 
素敵なシルエット。金印公園から見る夕日。