=写真、平澤さんは下段左から2人目。
平澤さんは志賀海神社家に生まれ、男性優位の社会に疑問を抱きながら育ちました。大学卒業後は男女差のない外資系コンピューター会社に就職しましたが、会社の外の仕事相手は依然、オトコ社会。それを、苦労して乗り越え、信頼を獲得しました。結婚・出産後は県と福岡市の男女共同参画担当部門に勤めていましたが、宮司をしていた兄が急死したことで神社に戻ることに。神職の資格を取って、2012年から奉職しています。ここでもそれまで培った実力を発揮し、古いしきたりを重んじる男性優位の環境にあって、女性の視点からの改革をたくさんやってきたそうです。「生きていく上では、男性の目とともに女性の目も必要です」と力強く語ってくれました。
お話では、得意のコンピューターを駆使して、大型ディスプレイで神社の歴史も詳しく説明していただきました。その後、志賀島西部にある「金印公園」を見学して、太古の歴史に思いをはせました。
大型ディスプレイ で説明を聞きました |
防災の神様も |
金印公園で |
金印が浮いている?。(左下) |
素敵なシルエット。金印公園から見る夕日。 |