素晴らしいオカリナ演奏にのせて、「人権尊重」を分かりやすく講演!
ペルー民謡「コンドルは飛んでいく」
平成30年度高宮校区人権尊重推進協議会と公民館サークル代表者会の研修会が26日に、高
宮公民館で開かれました。会場は60人の参加者で満員となりました。
仲里美佐子・人尊協会長が「高宮校区は活発に活動していますが、さらに有意義になるよ
う研修しましょう」とあいさつ。平成30年度人権標語の入賞者表彰があり、一般の部の表
彰者5人のうち、出席した山下津由子さん、国広奈穂子さん、鳥越律子さんの3人に表彰
状が手渡されました。
この後、マザー・アース人権啓発研究所主宰の山口裕之さん(福岡市)が「歌い継がれる
メロディ・いのちのうた~一人ひとりが大切にされる人権のまちづくりをめざして~」と
題して講演。オカリナで「『シルクロードのテーマに添えて』スピリット」「花は咲く」
「コンドルは飛んでいく」「竹田の子守歌」を見事な指さばきで演奏し、大きな拍手が贈
られました。
山口さんは、「コンドルは飛んでいく」は白人に侵略されたペルーの先住民の自由を求め
る歌であることや、「竹田の子守歌」は京都の被差別部落に伝わった歌であることなど、
歌の背景を説明しながら、今なお部落差別があり、これをなくすための法律がたくさん成
立したことを説明。これからは、これらを生かし、それぞれの場面で実効あるものにして
いく時代、との視点から「人権のまちづくりはひとづくりです」と結ばれました。
こころなごむ山口さんのオカリナの音色。温かく優しい言葉を使ったお話。講演後には
「人権」や「差別解消」というテーマを身近に感じることができた、という声が聞かれま
した。
大勢の参加者です |
山口さんはオカリナとプロジェクターを駆使 |
演奏に力が入る山口さん |
人権標語入賞者(右3人) |
あいさつする仲里会長 |
次は「竹田の子守歌」
「花は咲く」