2019年10月23日水曜日

🌟熊本・益城町で地震研修

地盤沈下した水田地帯で説明を受ける


地域力の大切さ実感!

現地は未だ復興半ば!






高宮校区社会福祉協議会のメンバーは23日、危険が迫る警固断層地震への対策を考える参考にするため、死者50人を出した2016年4月の熊本地震の大きな被災地の一つである益城町を訪れました。

受け入れをして頂いたのは、地域の力を中心に被災者支援と復興を担ってきた同町東無田復興委員会の方々。行政に頼らず、地元の消防団員や若者、自治会役員、住民有志らが「自分たちで何とかしよう」と立ち上がり、目覚ましい成果をあげて、「復興のトップランナー」とも呼ばれている地域です。

同協議会の26人が乗ったバスを、同委員会代表の田崎眞一さんらが、地域を見渡せる水田地帯で出迎えて下さり、概要を説明した後、地区内の住宅地を通って研修会場の公民館に入りました。

研修は災害スタディーツアーと称し、プロジェクターで倒壊した家屋の写真や上空から被災状況をドローンで撮影した動画をふんだんに見せながら、田崎さんらが活動状況を話してくれました。

最後に重要なこととして①地域力を高める②自主防災組織を準備する③地域の人材台帳を作成しておく④お年寄りなどの名簿を作成ーーなどを挙げてくれました。

この後は、復旧工事が進む熊本城を外側から視察しました。

バスの中でも研修





地域内に災害公営住宅を建設













倒壊の跡が白く残る
被災者の声を紹介






全員で
熊本城
復旧工事が進む天守閣

高い石垣